第十四話  この地の支配者

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その後、多祁理宮の巫女の呪に倒れたが、回復したここ三年、精力的に動いてきた。 阿岐国に敵はいなくなった。 国親のやり口は、この地で生きてきた自分たちの方がよく知っている。 もう一度、進言しなければならないだろう。 たとえ、それが主人の怒りを買い、最後の務めとなろうとも。      *
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