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現実は……
きのう、「女を照会してよ」「じゃあ、わたしは?」と自己紹介してくれた女性の話を書きましたが、もしこれが小説なら、「それが今の妻です」なんてオチになるところだけれど、その女性とは一度だけデートしておしまいでした。
現実というのはなかなかロマンチックにはならないものです。
とくにぼくの人生にはロマンチックが足りません。
誰に頼まなくても、ロマンチックは止まったままです。
なんでも売ってるホームセンターにも「ロマンチック」は売っていません。
どこかに落ちてないか小銭を探すように下を向いていつも歩いているのですがなかなか見つかりません。
しかたがないので小説書いて、ロマンチックをねつ造しているズッキーです。
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