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盗賊の襲撃から少し移動するとベルクロードの城下町に入った、周りを高い城壁で囲まれていてレンガ造りの建物が規則的に建てられた綺麗な街並みの街だ、そしてその中心に目的のクロス城が建っている
シーナ「なあ、ここはなんの産業が有名なんだ?」
衛兵「ベルクロードは鉱物資源が豊富な国だからな、それを近隣に輸出して発展してきた国だ」
シーナ「どうりでレンガ造りの家が多いわけだな、あの道の端に置いてある丸い石は?」
衛兵「あれは蓄光石だ、昼間に光を蓄えて夜にその光を放出するんだ」
シーナ「街灯みたいなもんか?意外に不自由なく暮らせそうな街だな」
衛兵「お前は本当に何も知らないんだな?」
シーナ「まぁな、さっき来たばかりだからな?ん…?なんかいい匂いがしてきた」
衛兵「この匂いは肉焼きの屋台の匂いだな、吊るしてじっくり焼きながら外側の焼けた部分から削ぎ取って食べるんだ、パンに挟んでよし、酒のつまみに良しのベルクロードのソウルフードだ」
シーナ「へ~、ケバブみたいなもんか?」
衛兵「せっかくこの街に来たんだ1度は食ってみろ?絶対気にいるぞ?」
そんな何気ないやり取りをしていると城の前に到着した
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