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ミリア「まぁ、大変だったのね…この国は皆いい人ばかりだからゆっくりしていってくださいね?」
シーナ「はい!ありがとうございます!」
ステラ「シーナは盗賊に襲われた時に手助けしてくださったんですわ、それよりもお父様お母様シーナのこの容姿をもっとじっくり見てください!伝説の勇者とそっくりだと思いませんか!?」
オルト「おぉ、たしかによくみれば黒髪で不思議な格好をしておる…それに異世界から来たとなれば…もしかするかもしれんな…」
シーナ「伝説の勇者!?ちょっと待って下さい!たしかに違う世界からきたとは思うけど、俺はそんな特別な存在じゃないですって!」
ステラ「私、シーナを初めて見た時にピンときましたの、きっと本物だって…そうですわ!確かニルバラの丘に勇者の剣があったはず!伝説の勇者にしか開けられない扉を開けることが出来たのならシーナは勇者になる素質があるはずですわ!」
ただ普通に謁見して終わりだと思っていたが、いつの間にか伝説の勇者にされかけるシーナ
オルト「うむ、そうだな…ニルバラの丘か…シーナよ、先ずはそこに行って自分の世界に帰る手がかりを探してみたらどうだ?どの道行くあてもないのであろう?」
シーナ「確かに…このまま何もしないでいてもどうにもならないし…よし!行ってみます!」
ステラ「そうと決まれば早速行きましょう?」
シーナ「えっ?ステラも行くの?」
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