あなた達、なんかあやしいですわね?

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防具屋「ありがとうございました!またのお越しをお待ちしております!」 武器の他にもロープやテント、松明など旅に必要な物と食料などを揃え、3人は城壁を抜けて歩いて街道までやってきた 道の周りは一面が深い緑の草原で、所々に小さな林があり、遠くに見える頭に雪を被った山脈から、地下を通って流れ出る湧き水はちょろちょろと流れ、自然の豊かさを音や緑の匂いで感じることが出来た シーナ「それにしても自然が豊かだよな…ところでニルバラの丘まで行くにはどの位かかるんだ?」 ステラ「そうですわね…このままのペースで行くと明日のお昼位には到着できそうですわね?」 シーナ「うっ、結構遠いんだな」 リーゼ「姫様、夜に進むのは危険ですから今日は途中のイール川の辺りでキャンプにしたらどうでしょう?」 ステラ「そうですわね、水がある方が何かと便利ですし、そうしましょう」 シーナ「キャンプか…久しぶりにするから少し楽しみだな」 リーゼ「シーナは私と交代で見張りだからあまりゆっくり寝ていられると思うなよ?」 シーナ「マジか…起きてらるかな…」 ステラ「心配なら寝るとお尻に電撃が流れる魔法でもしてさしあげましょうか?」
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