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そうこうしてるうちに最下層のマスタールーム前まで到着、物理的な防御力がまるでないダンジョンだな
よっぽど障気に自信があったんだな、馬鹿め
(ネーロ、警戒を怠るな)
ネックレスに追加した念話機能でミハイユに言われ、気を引き締める
ドアを蹴破ると、なんとも……
腐りきった眼以外は“思いっきり普通”の若者がそこにいた。多分大学生だろう
イケメンというわけでも無い女顔に似合わない茶髪のボブみたいな髪型、アジアの血を示す一重瞼だけが妙に主張する
服装はユ○クロやライ○オンの寄せ集めみたいなポリシー皆無な無難中の無難だ
あれだ、前に雑誌の実話系漫画で指摘されていた現代のゴミ
俺は地球に居たときこういう奴が一番嫌いだった
訂正。
嫌いではなく、気持ち悪い
俗に言う“量産型人間”
男も女も、みいぃんな似たり寄ったりの服装・言動・陳腐な思考回路、似たり寄ったりの行動パターン
没個性の生ける屍共
わかりやすく言えば酒の飲み方も分からない、居酒屋とかでマナーが悪い、ウェーイウェーイ言ってる連中だ
店や他の客に迷惑なのは変わらないが、この手合いは不良やDQNという“人種ですらない”
何も知らない、知ろうともしないめくらだ
オタクでも優等生でも体育系でも不良でも天才でも奇才でもなく、凡人ですらない
そんな猿のうちの1匹が、力を手に入れて壊れた…否、もとから壊れていたのが調子に乗った
・・・・・・
それがこれだ。
まあ、花見でテンションあがったら集団レイプになるような動物だからな
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