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「……これ本当に有用性が高い順なのよね…?」
《はい、左様でございます》
なんで一番上が“豊潤な大地”なのかしら?
豊潤な大地:100DP
植物がすくすく育つチート土壌。設置は部屋単位で、部屋の広さによる消費DPの増減無し。昼・夜機能付き
現状が考慮されていないのかもしれないという不安と、意外と優しい世界なのかもしれないという気持ちがグルグルと巻き起こる
すぐ下には“守護の扉”がある
守護の扉:DP500
マスターの意思でしか開閉は不可能。扉に神聖な力あり、破壊は困難を極める
説明の隣の見本画像には両開きの純白で、かなり凝った天使や女神の彫刻がされた扉がある
うーん…つまり“守護の扉”で防御を固めつつ“豊潤な大地”で自給自足をしろということなの?
何故か違う気がする
説明は出来ないが、なんか引っかかるのよね
…………まてよ
この世界でダンジョンがどういう扱いなのかはよく分からない
で、村のド真ん中だ
村に有益なら、存在を隠蔽してもらえるかもしれない
自分の閃きに妙に確信めいたものを感じ、それに違和感を覚えた
何故、そんな発想になる?
いや、人殺しなんて嫌だけど四の五の言ってられないのに
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