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《召喚したいモンスターを選んでください。スライム、ビックスライム、ゴブリン、オーガ、コボルト、スズメ》
ゴブリンの上位種ってオーガなのか。オーガを召喚する。5000あった魔力が4000に減る。ビックスライムより消費が激しい。
今解っているコストは順に10、500、20、1000、30、40か。上位種は50倍なのか? コストは高いが、実力は桁違いである事はビックスライムで証明されている。消化能力がスライムとは段違いだったのだ。
冒険者の食べ残しから油汚れまで入れたそばからあっという間の洗浄(消化)である。一家に一体欲しいですね奥さん! あ、皿等の食器類は消化しない様に指定する事もできて更に便利である。
オーガを産み出した感想はデカイ。身長が軽く2メートルを超えていた。力仕事はこいつに任せよう。荷運び要員として農地の野菜運びが効率良くなるだろう。
「次の目標は10000かな?理想は魔力を消費しない生活だが、一部の食材と調味料に関しては魔力で産み出すしか無いからな。それでも大分省エネではあるか」
明日の食材を用意して残りは3850。1日の収支が1550だから4日後に10000を超えるのか。明日からはノルチョも店の手伝いをしてもらうし、楽勝だな。
楽勝過ぎた。冒険者達は巨乳属性もお持ちでした。翌日から料理を覚えさせた序でに配膳もさせたら群がる冒険者の多い事、ロリコン以外にも巨乳を眺める野郎共が増え、お陰で1日の魔力が1700から2200に増えた。
食材を若干増やして魔力を200消費したが、3日で目標の10000を超えたのだ。
「はいはーい。10000到達おめでとー。あれからまだ数日なのにもうかい?コレは来月が楽しみだね」
「来月に何かあるのか?」
「それは来月になってからのお楽しみで、取り敢えず今度はコボルト彼女を進化してあげるよね!」
「俺が産み出したモンスターはもしかして女性しかいないのか?」
「今頃気付いたのですね。モンスターの繁殖を見た事ないから知らないでしょうが、普通は毎日お盛んになるものですよ?」
「聞きたくなかったリアル事情。まぁ、発情してる様子はないからこのままでも問題ないのか」
「そうてすね、ダンジョンで産まれたモンスターには子孫を残す本能が存在していませんから」
「話が脱線してるぞー、もう進化させちゃうからね!あらよっと」
側にいたコボルトのショコロが光り輝く。油断した、眩しい!
目が、目が~!
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