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「理解が早いね、今回でコボルトとスズメの上位種を解禁したよ。獣耳に少し手間取っててね、やっと満足行く上位種を用意できたよ」
「獣耳・・・だと？」
「おや？ エルフ耳には余り反応なかった君だったけれど、好みは獣耳だった様だね？」
「五月蝿い、速く進化させろ！」
「コボルトまでは人間の耳にしてたけど、これからは進化先の耳を全員獣耳にした方がいいかい？」
「是非お願いします！」
「食い付き凄いね？まぁいいや、進化行くよー、てりゃー！」
今回はサングラスを用意した。もう眩しくなんかないぜ。進化の過程を見ていると、スズメのピアレが人型へと変わる様が見れた。おお、凄え！
「お兄ちゃん、明日からはマスコットじゃなくて、お店の手伝いをやるからね！」
獣耳の少女がそこに居た。思わず獣耳を撫で回す。あ、これあかんわー。手が停められません。
「あん。お兄ちゃん、くすぐったいよー」
触り心地最高でした！後悔はない。
「獣耳にする分、消費魔力が上がってるからねー」
神様が帰って直ぐ、俺はダンジョンコアに手をかざして確認をする。獣耳、獣耳！
《召喚したいモンスターを選んでください。スライム、ビックスライム、ゴブリン、オーガ、コボルト、ワーウルフ、スズメ、ワーキャット》
スズメの上位種が鳥じゃねえ！ しかし、今の俺には感動しかない。犬耳と猫耳両方味わえるのですよ！
ワーウルフとワーキャットを同時に生み出す。人型の獣耳が二体現れました。消費魔力も半端ないよ、50倍どころか100倍だよ！ だが余は満足じゃ。2万の魔力は犬耳で3千、猫耳で4千減り、13000まで減った。
これは諸々の用意を怠れば冒険者から暴動が起きかねん。バリケードその他、道具を用意して、グッズも増加、長居するヤツを狙って酒も追加しよう。鎮圧部隊としてオーガを一気に10体召喚した。正体を隠す為フルプレートアーマーも装備させた。
そして残り魔力はまた100になった。何かある度俺はギリギリの魔力になるな。
「人型は流石に名前がいるな。ワーウルフは『ミリヌ』、ワーキャットは『エルカ』だ。これからお前達はユニットで売り出す」
「「合点承知！」」
どこでその返答覚えるの？ 古いよ。桃色レディーにするか？
はい、獣耳の力は偉大でした。親衛隊が早速結成され、ショコロと人気を左右している。ピアレはお店で看板娘となった。お客様、タッチ厳禁でございます！
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