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瀬那……消しゴム忘れたのかな?
言ってくれたら、私だって貸してあげたのに……
なんて少し。
モヤモヤした気持ちでいると…。
この距離からでも分かるほどに、柔和な笑顔を浮かべた瀬那が彼女に優しく微笑む。
チクリ、、、。
あれ?私なんで…
胸がチクチクって痛むの?
ただ瀬那が笑っただけじゃん。
こんなの何ともないはずなのに。
「授業始めるぞ。教科書159ページ開けー」
結局この日は、一向にモヤモヤが晴れないまま…
授業さえも集中出来ずにいた。
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