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第一章 一話 角が生えちゃった……
「ふぁぁ~ よく寝た……」
ある朝、私、酒呑葉月さけのみ はづきは携帯のアラームの音で目が覚める
「5時か…… いつもより早く起きちゃったよ……」
私は仕方がないと思いつつベットから降りて体を伸ばすと骨がポキッと音がなった。
「学校に行く時間までだいぶあるな~ 制服に着替えたら適当に本でも読もうかな……」
私は制服に着替えるために、今着ている服を脱ごうとしたその時、服が何かに引っかかってぬげながった。
「あれ? 脱げない……」
私は変だなと思いつつ、服をもとに戻すと鏡の前に行った。
すると、私の目に入ったものは……
私の頭から生えている立派な二本の角だった……
「え? なにこれ?」
私は自分の頭から生えている角をおそるおそる触ってみた。
「硬い…… ってこの角、本物!?」
私はあり得ない現実を突きつけられてしばらく放心状態になっていた。
「どうしよう…… 今日、学校なのに…… てか抜けないし」
私は自分の頭から生えている二本の角をひっぱたりして抜こうとしてみたがうんともすんとも言わなかった……
「この状態だったら学校にいけないよ~」
私は自分では何もできないと思い、一緒に住んでいる妹の沙耶さやに助けを求めることにした。
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