雨が突然 降ってきた

晴天の穏やかな１日

幼稚園へいくと給食袋が必要になり　給食袋の材料である布生地をこれから探すのだと　私は説明した後に「私が作るから空見ちゃんが好きなのを選んでね」と言う
給食袋は私の手作りと聞き空見は「ママが作ってくれるの」と目を輝かせ
「わたし頑張って探すね」と生地を探し始めた
空見は
「このアニメは可愛いから好きだし」
「動物園でパパはゾウさんか好きって言ってたし……」
「ママの好きなリボンが付いてるネコさんも……」
「こっちのアニメも……」
お気に入りのキャラクターや動物のイラストなどに目移りをして決められない

夫が見かねて「空見ちやん　お子さまランチの時間だよ」と言う

空見は布生地を小さい腕で抱えるだけ抱えて「だって見てパパどっちも　こんなに可愛いんだよ」迷うのは当然と夫に見せた。