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が、ソフィアはそれにかまわず、ホットパンツを元の位置に戻し、片手を放した。
片手を放し、未だ、茫然としているオーナーへと向かって、
「だから、観念なさい」
と静かに念を押すように言い切る。
すると、その答えは思ってもいない方向から現れた。
「そこから先は私に任せてもらえませんか?」
「!?」
バッ。
驚きとともに声の聞こえた方へと一斉に顔を向ける。
声の聞こえた方、つまりは一つしかない出入り口へと顔を向けた先には声の主が立っていた。
出入り口付近には中世の騎士の格好をした一人の男性が釈然とした態度でそこに立っている。
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