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帰り道、コンビニに行き着く。
「俺は先に帰るからお前、俺らのお菓子とエロ本買ってきてくれや!」
そう言うと譲はポイっと小銭を俺に渡す。
「え?でも俺こんなカッコだし…」
「何なら警察に言っても良いんだぜ?警察のお前が警察に相談したらお前の立場も危うくなるのは目に見えてるんだがな?」
そう言う譲はニタリと笑っていた。
警察である俺が犯人に捕まっていたり人質になったりしてしまうと警察としての地位は下がる、こうなったらライバルである反則とも更に差が広がり争うどころじゃなくなる。
それに今の俺は譲を改心させなければ!
今の俺には譲に従わざるを得なかった。
そして俺はコート一枚のままコンビニの入り口の前に立つ!
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