第一章

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「今日から、皆さんの担任になりました。“一条”です。よろしくお願いします。」 すごく、美人な女性の先生。メガネ姿がとても似合う。 全員、お辞儀で返す。 「今日は、入学式だけで終了です。気になる部活などがある人はぜひ、部活見学に行ってみてください。」 「では、終わります。」 全員で一斉に声を揃え挨拶をした。 「さようなら。」 クラスメートが、聞いてきた。 「西園寺さんは、部活に入るの?」 「入ろうか、迷っているの。」 「じゃあ、一緒に部活見学回ろう!」 「うん!」 ここで、名前を聞いていないことに気付き聞いてみた。 「名前なんていうの?」 彼女は、笑顔で答えた! 「琴宮可憐だよ。」 「琴宮さん。よろしくね。」 私がそう言うと、彼女は不服そうに頬を膨らました。 「どうかしたの?」 私が、聞くと 「可憐って、名前で読んで!私も美涼って呼ぶから。」 そういうことね。と理解し、 「わかった。よろしくね。可憐。」 すると、彼女は嬉しそうに笑った。 「よろしくね!美涼。」 と、笑顔で言った。
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