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「今日から、皆さんの担任になりました。“一条”です。よろしくお願いします。」
すごく、美人な女性の先生。メガネ姿がとても似合う。
全員、お辞儀で返す。
「今日は、入学式だけで終了です。気になる部活などがある人はぜひ、部活見学に行ってみてください。」
「では、終わります。」
全員で一斉に声を揃え挨拶をした。
「さようなら。」
クラスメートが、聞いてきた。
「西園寺さんは、部活に入るの?」
「入ろうか、迷っているの。」
「じゃあ、一緒に部活見学回ろう!」
「うん!」
ここで、名前を聞いていないことに気付き聞いてみた。
「名前なんていうの?」
彼女は、笑顔で答えた!
「琴宮可憐だよ。」
「琴宮さん。よろしくね。」
私がそう言うと、彼女は不服そうに頬を膨らました。
「どうかしたの?」
私が、聞くと
「可憐って、名前で読んで!私も美涼って呼ぶから。」
そういうことね。と理解し、
「わかった。よろしくね。可憐。」
すると、彼女は嬉しそうに笑った。
「よろしくね!美涼。」
と、笑顔で言った。
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