第一章

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バスケ、バレー、バドミントン、卓球、吹奏楽、剣道 たくさんの部活を可憐と見回ったが、二人とも良いと思うものはなく最後の弓道部に足を運んだ。二人とも期待せずに向かい、着くと そこには、部員たちが的に向かい矢を飛ばしていた。 私は、その姿に感動した。とても、かっこいいなと思った。 すると、私達二人に気付いた先輩がこっちに走って向かってきた。 「部活見学に来たの?」 ものすごく、優しい声、優しい笑顔。 「はい。」 すると、先輩が 「弓道入ってみない?楽しいよ。」 さっきのかっこいい姿を見てとても目を引かれた。もう一度見たいと思ったし、私も出来るようになりたいなと素直に思った。 「私、弓道部に入ります!」 可憐も全く同じセリフを言っていた。 二人で顔を見合わせた。 先輩が笑いながら、 「あなた達仲いいのね。二人も入ってくれて嬉しいわ。よろしくね。」 「よろしくお願いします。」 「じゃあ、明日から放課後来てね。」 「はい!」 その後、可憐と校門まで一緒に帰りお互い迎えがいるので車に乗った。 可憐が、 「弓道部頑張ろうね。」 と言い、手を振った。 「うん。頑張ろうね。」 と返し、手を振って家に帰った。
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