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「本当は化け物なんか自分の部屋に入れたくは無いんだけどそうも言ってられないだろう? 」
シンデレラはそう言って自分の部屋の扉を開けた。
中は僕達の部屋と同じでソファーとベットがあるだけのシンプルな部屋だった。
中に入るとシンデレラはベッドに腰掛ける。
僕とグレーテル、ラプンツェルはソファーに座った。
「そこに小さな穴があるだろう」
シンデレラはそう言ってベッドの横の壁を指差した。
確かに小さな穴がある。
これは僕達では入れない大きさだ。小人でも少しきつい大きさだと思う。
「なるほど。これを使って僕が隣の部屋に行けば良いんだね」
小人はそう言って穴の方へと向かって行った。
これで女の人がいるのかいないのかが分かる。
ラプンツェルの真偽が分かるのだ。
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