第2章 第1部 運命のいたずら

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第2章 第1部 運命のいたずら

エロからスケベ昇格した俺は少しだけ女性の見方が変わってきた。 いや変わったというより戻ってきつつある。 でもまだまだ恋愛とか恋とかには程遠い状態。 そんな12月の頭 Eさん「その後出会いあった?」 うん。まずはカウセリングさせてね。 俺「なーんにも変わらない毎日ですよ。」 Eさん「今出会いがあっても動いちゃいけない時期だから焦らないでね!」 俺「なんすか?それ?」 Eさん「貴方の生まれ年は12月なら2月までは運気が最悪だから下手に動いちゃダメ!」 俺「あーあの占いですか?笑」 Eさん「占いじゃない!!」 キレた笑 俺「風水ですよね汗」 Eさん「まったくもう」 あれ?この人髪の毛切りにきてるんだよね? Eさん「とにかく節分過ぎるまでは何があっても我慢だからね!!」 俺「はいはいわかりましたよ。じゃあ髪の事始めますよー」 俺はこの時何にも意識してなかった。 でも運命は変わりつつあった。 前にテレビでオーラが見える人が言ってた。 「運命は変えられる。」 「運命とは出会い。」 「運命の人とは必ず会っている」 「その運命をものにするかどうかは貴方次第」 「だけど変えられないものがある」 「それは"宿命"」 「それは何があっても変えられないの」 そしてEさんが帰ったその夜事。 駅前のデパートでお店備品を買って帰ろうと思い 立ち寄った100円均一店。 なんか見た事がある人がいる。 俺「こんばんは」 ?「あっ!こんばんは」 ユイだった。 俺「買い物?しかないよね笑」 ユイ「家の物を自分で作ろうと思って笑」 俺「へー!凄いですね!」 ユイ「そんな事ないですよ」 ユイ「今帰りですか?」 俺「うん。お店の物を買って帰ろうと思ってさ」 ユイ「お疲れ様です。偉いですね。仕事終わっても仕事の事してるなんて」 俺「趣味みたいなものだからさ笑」 ユイ「羨ましいです(^^)」 俺「サラリーマンとかは俺には向いてないだけだよ」 ユイ「たしかに笑」 そこはそんな事ないですよ! だろーが!!笑 俺「探し物あるなら一緒に探しましょうか?」 ユイ「コルクボードが見当たらなくて」 俺「あっ!さっきあっちにあったの見たよ!」 ユイ「本当ですか!?さっき探したのに」 所々天然なのかな? 俺「案内しようか?」 ユイ「お願いします」
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