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第2章 第2部 肯定と否定
チリンチリン
ユイ「こんにちはー」
何故か小声で来店してくるユイ
俺「声ちっさ笑」
ユイ「なんか恥ずかしくて笑」
俺「ウケる笑。こんにちは!お荷物預かるよ」
そしてセット面へ
俺「よろしくお願いします」
ユイ「...よろしくお願いします(^^)」
今の間はなんだ??
俺「長さはどうしましょ?」
ユイ「前回の良かったので同じ感じので!」
ユイ「カラーはリタッチです(^^)」
俺「かしこまりー」
施術開始
俺「てかさ、クリスマスイブに何してんの?笑」
ユイ「今日帰って来たんです(^^)」
俺「あーそうなんだ!お疲れ様!」
ユイ「ありがとうございます!」
俺「じゃあこの後どっかでワイワイやる感じだ」
ユイ「今日は予定ないですよ笑」
俺「クリぼっちじゃん笑」
ユイ「クリスマスは明日だからセーフ!」
俺「ナイス!ポジティブシンキング!」
ユイ「明日は同期たちと鍋パです笑」
俺「楽しそうでいいね!」
俺「今日はクリぼっちだけどね笑」
ユイ「もう!セーフってゆうてるやん!」
ユイは関西出身なので敬語以外は基本的に訛ります
ユイ「そういう俺さんは仕事後予定あるんですか?」
俺「ん?俺?」
俺「クリぼっち」
ユイ「www」
そんなに笑わなくてもΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
ユイ「人の事言えないやん笑」
俺「ボーズにしてあげようか?」
ユイ「ごめんなさい(≧∀≦)」
反省してしてねーなこいつ。
俺「大人しく酒飲んで帰って、電車の中でリア充どもにメンチ切って帰るわ笑」
ユイ「めっちゃ迷惑やん笑」
この時俺はお客様としてでなく、普通の女性の人として話してた。
間違いなく俺の中で何かが変わってきていた。
俺自身もそれに気づいた。
俺「ユイさんってお酒飲む人?」
ユイ「強くは無いけど少しなら飲みますよ」
俺「カクテルとか飲んじゃうんでしょ?笑」
ユイ「ワインです」
何故か
「ヒグチカッター」
が頭に浮かんだ。
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