2人の甘い攻撃

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土日は雨ということもあり柊羽と2人で家で過ごすことになった。 勉強したり、柊羽と共にテレビゲームしたりして過ごした。 最初は何かされるかも、なんて自惚れていたが何もなくて自分の考えに恥ずかしくなる。 「そんなビクビクしなくても、何もしない。 無理矢理じゃ意味ないし」 とビクビクするオレに声をかけてくれたお陰で肩の力も抜け、逆にリラックスして過ごすことができた。 父さんと義母さんからは京都のたくさんのお土産を貰って土日が終わったのだった。 そして学校から帰るとマサ兄からメッセージが届いていた。 “お疲れ。 時間は10時。迎えに行くね。” 『お疲れ様! 了解(^^)どこ行くの?』 メッセージを送るとすぐに既読がつき、メッセージが届いた。 “それは当日のお楽しみだよ。 楽しみだな、ゆづとのデート” で、デート!? こういうのをデートっていうんだっけ…!? 軽く混乱しながら、『楽しみにしとくね!』とデートについてあえて触れずに返信をしたのだった。
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