「常世国」からの化身の役行者

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「異次元」の化身“役行者” 「役行者」こそ、常世国から遣わされた呪術の魔術の使いう化身者である。 日本各地に残された、奇想天外で驚天動地の伝説の持ち主である。 文武年間、人々を言葉で惑わしていると讒言され、役行者は伊豆島に流罪になった。人々は、小角は鬼神を使役して水を汲み、薪を採らせていると噂した。命令に従わないときは呪術で鬼神を縛ったという。 役行者は、鬼神を使役出来ほどの法力、神通力の持ち主で、怪しげな術を使う妖怪のようである。 左右に前鬼と後鬼を従えて図像が有名である。 ある時、葛木山と金峰山の間に石橋を架けようと思い立ち、諸国の神々を動員してこれを実現しょうとした。 しかし葛木山の神一言主は、自らの醜悪な姿を気にして夜間しか動かなかった。 そこで役行者は、一言主を神で有るにも関わらずその姿に恥じるその考えに、折檻して責め立てた。 すると、それに耐えかねた一言主は、天皇に役行者が謀反を企んでいると讒訴した為に、役行者の母親が人質として朝廷に捕縛された。 役行者は伊豆大島に流刑になった。 流刑になった役行者は伊豆大島から、毎晩海上を歩いて富士山へと登って行った。富士山の山麓の御殿場にある青龍
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