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そして、夜10時になった訳だが・・・
「て何じゃこリャアアアアアアア!?」
現れたのは猫ではなく虎だった。あいつ等嘘つきやがったな・・・いや、虎を知らないバカだったって事か。
「虎はネコ科の動物YES。」
「上手くねーんだよ!テメーか?飼い猫狩りとやらをやっている奴は。」
「如何にも。」
「何故そんな事する?」
「フフフ・・・では逆に問おう。お主、ペットと言えば?」
「ペット?普通犬か猫だろ。」
「そう。犬か猫だ。犬は主君に服従する動物であり、猫は自由気ままに過ごす動物である。」
「・・・つまり何が言いたい?」
「つまりこの俺が町田市の猫を全員潰せば、町田市の猫の中では最強という事になる。」
いや、虎なんだから当たり前だろ。つーかこれで猫に負けたら虎の恥じゃね?
「そして犬は服従型だ。町田市最強の犬を潰せば俺は町田市最強になれる。」
「さっきから気に食わねー理論だな。」
まぁいい。挑んでやろうじゃねーか。だって町田市最強の猫っつったら、それは俺の事だからな。
「来いよ。俺が返り討ちにしてやるよ。」
どうせやられるなら、闘ってやられたいから。
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