プロローグ

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アリス「あ、ありがとね。いただきー」    竹の水筒を受け取り、中身を飲み干すアリス。 アリス「んっんっんっあーーー、美味し――! ……あ、えっと、でー私達何しにここに居るの?」   竹の水筒を安楽に返すアリス。    安楽は竹の水筒を受け取り、水筒を振って中身が空なのを確認してアリスを睨む。 安楽 「アリスちゃん! もう忘れたの?」    ピクリ、として目を泳がせるアリス。 アリス「あ、あー、そうね、そうだった、思い出した」    ベッドに寝ている和美の方へフラフラと向き直るアリス。 アリス「えっと、私はね、こんどーあなたの担当になったー守護神でー、アマノアリスノヒメ   ちゃんだよー、アハハー宜しくねー、ヒック」 和美の声「えっ! 守護神? そんな事よりー」    アリスが右手を振るうと、ベッドの上のキラキラした物が一瞬で消える。 和美の声「あっ!」 アリス「あーでね、何でこんな所に降臨したかと言うとね、この安楽ちゃんがクレームを―」    後ろにいる安楽の首にに左腕を回すアリス。 安楽 「まあ、クレームだなんて、ちゃーんとした苦情です」    ムスッとする安楽。    アリスは大きく目を見開き。     
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