0人が本棚に入れています
本棚に追加
アリス「あ、ありがとね。いただきー」
竹の水筒を受け取り、中身を飲み干すアリス。
アリス「んっんっんっあーーー、美味し――! ……あ、えっと、でー私達何しにここに居るの?」
竹の水筒を安楽に返すアリス。
安楽は竹の水筒を受け取り、水筒を振って中身が空なのを確認してアリスを睨む。
安楽 「アリスちゃん! もう忘れたの?」
ピクリ、として目を泳がせるアリス。
アリス「あ、あー、そうね、そうだった、思い出した」
ベッドに寝ている和美の方へフラフラと向き直るアリス。
アリス「えっと、私はね、こんどーあなたの担当になったー守護神でー、アマノアリスノヒメ ちゃんだよー、アハハー宜しくねー、ヒック」
和美の声「えっ! 守護神? そんな事よりー」
アリスが右手を振るうと、ベッドの上のキラキラした物が一瞬で消える。
和美の声「あっ!」
アリス「あーでね、何でこんな所に降臨したかと言うとね、この安楽ちゃんがクレームを―」
後ろにいる安楽の首にに左腕を回すアリス。
安楽 「まあ、クレームだなんて、ちゃーんとした苦情です」
ムスッとする安楽。
アリスは大きく目を見開き。
最初のコメントを投稿しよう!