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やっとドレスが着れます。
コルセットで締まっているお陰で確かに綺麗なシルエットになりました!
くるっとまわるとドレスが可憐に揺れます!
「ユーリ様、まだ髪の毛のセットがこれからです!」
遊んでる場合ではないようです。
サリーが器用に髪の毛を編んだり捩ったりしながらアップにしていきます。
そして最後にピンクのバラの飾りを着けてくれました。
そして次はマリーがお化粧をしてくれます。
いつもより2人とも気合い入ってませんか?
「ユーリ様、目を閉じてください。」
人にやってもらっているからと言ってボーッとはしてられません(笑)
「さぁユーリ様出来上がりましたよ!」
とうとう仕上がった様です!まずは鏡へと移動します。
鏡の中に映る私はいつもの私ではありませんでした!
「すごい!お姫様みたい……」
思わず呟くと
「私達の力作ですから!」
ってマリーが言うから思わず笑ってしまった。
「2人ともありがとう。こんなに素敵にしてくれてありがとう!」
「そろそろアルフレッド様がお迎えに来ますよ!」
サリーが言った直後に、ドアがノックされる。
ジャストタイミングです。
「ユーリ、支度は出来たかな?」
「はい!今行きます!」
そしてマリーがドアを開けてくれる。
「ユーリ……」
アルが会った瞬間固まってます。
私もしかして変?
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