僕の一日

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僕はその瞬間、視界がボヤけて眠りについた。 また目が覚めると僕は自分のベッドの上にいた。 重たい瞼を右手で擦り、長方形の机の上に置いておいた丸眼鏡を着ける。 その机の上には昨日の晩、テスト勉強していた教科のノートや教科書が置いてある。 それに気づき僕は慌てて机の横に落ちた目覚まし時計を見る。時刻は七時半。 「学校早く行って勉強しようと思ったのに……」 僕はすぐに制服に着替え、教科書類をリュックに詰め込み二階の自分の部屋から一階のリビングへ。 食卓にはスーツ姿の父さんとエプロン姿の母さん。それに中学校の制服を着た妹の春子の三人が机の上に並べられた食パンと目玉焼きとベーコンの朝ごはんを食べている最中だった。 「おはよう」 「悠叶。今日テストなんじゃないの?」 母さんは僕の朝ごはんを準備しながらそう言った。 「なんだ悠叶、テストなのか? 頑張ってこいよ。俺はそろそろ出るからな」 父さんはそう言うと食べ終えた食器を流し台に下げ、自分の鞄と弁当を持って家を出ていった。 「にぃに。昨日遅くまで勉強してたんじゃない?」 春子は食パンを口に入れながらそう言った。
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