たまゆらの花篝り

登場人物

2ページ目にイラストあり。少々ネタバレを含みます。本編は3ページからです。

葦原(あしはら) 穂(ほの)花(か)
高校1年生。明朗な少女。物心がつく前から世話をしてくれている紅の過保護ぶりに感謝しつつも、悩まされる日々を送っている。

ニニギ
瓊(ニ)瓊(ニ)杵(ギノ)尊(ミコト)。天津神。高天原を統治するアマテラスの孫、天孫である。

紅(べに)
狐の面に憑いた付喪神。美しい少年の姿をしている。幼くして両親を亡くした穂花を溺愛するが、嫉妬深い性格。

蒼(あお)
紅の使い魔。本来は〝ミズチ〟という大蛇の姿をした妖。天真爛漫で、言動は幼く、甘えん坊。