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その王国は、疫病の流行により亡国の危機に瀕していた。そこに一匹の悪魔が、王国を訪れた。
「国王よ汝は、この国の病を止めることを希望するか」
「例え悪魔と契約しようとも国民の為ならば……」
「殊勝な心がけだ ならば 姫を差し出せ」
「……苦汁の選択だが……しかたない……姫を差し出す……」
「姫に花を届ければ、呪いは解けるであろう」
姫は、悪魔の城へと幽閉された。
地上最弱と呼ばる勇者が、姫の開放へ向かった。
勇者は、姫が、幽閉されている部屋の真下に来ていた。
突然 悪魔軍の精鋭が、勇者を襲ってきた。
勇者は、荷物や武器など全てを捨て逃げたした。
悪魔達は、臆病者と笑い追ってはこない。
勇者は、勝利を確信した。
勇者の投げ捨てた魔法の種が、大きな大木となっていた。
咲き誇った花が、姫の部屋のまで届いていたからだ
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