第1章 このままで

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ん?まぶしい… 今日も太陽が光を放っていた。 私は広い広い草原で大の字を描いていた。 ふわっと体を起こす。身体が空気のように軽かった。 あの未知の暗闇での感覚のようだ。 味わったことはないが。 人は味わったことがないことでも知ったような顔をよくする。お前に何がわかるのかと言いたくなるあの気持ちはもどかしく孤独な感じがする。 そんなことはさておき、ここは… ぱっと目の前に肉が現れた。むむむむ!なんだぁ?? 覗き込んだ習慣、警報が鳴り出した。 ピピピピッピピピピッ こ、これはなんだあああああ ぱっと目の前を見ると、白い壁。 こ、これは、、、 と思うと次はトマトミネストローネの海にいた。 指を舐める。うん、うまい。 あれ?また警報だ。 ピピピピッピピピピッ ぱっと目の前に現れたのは鬼か、、? ん、、?いやよく見ろ、見るんだ。 ぎょぎょぎょええええ、母ではないか。 私は急いで起き上がり現実へと走り出したのだった。
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