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でも、
祐介兄さんは嫌な顔一つもせず、よく遊んでくれた。
私にとっては、10歳しか離れてないのに
父のような兄のような存在。
大きくなるにつれて徐々にあまり会わなくなったが、
親戚の中では一番親しい。
「38歳だもの。結婚しても不思議じゃないわよ。
「やっと結婚してくれる」って、おじさんはほっとしてたわよ。」
「アハハ、伯父さんらしい。」
祐介兄さんの父親、
私にとって伯父さんは、
母が事故にあった時、
母にリハビリセンターを紹介してくれたり、
何かあると心配してくれて連絡をくれたり、面倒見がいい人だ。
ただ、口うるさい面も。
容易に想像できて、笑ってしまった。
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