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 「簡単だ。最初の方がベートーベンだ。」  「さすがは世界史の先生。」  そして何を思ったのか孝三朗はとんでもないことを言い出す。  「当たったのだからさせろ。」             孝三朗がそう言うと、場面は切り替わった。  彼は高層アパートの林立している大都会にいた。          3章・合気道のうえしば    「私はどこの学校へ行ったらいいのかな?」  すると学生服に身を包んだ男子学生が現れて言った。  「コワレモノ高校です。」  孝三朗はコワレモノ高校へ急いだ。畦道を登った方が近い。  孝三朗は畦道を登って行った。  頂上に到達した。病院があり、アスファルトで舗装された坂道が下へと続いていた。  病院の前庭にはなぜか合気道の開祖、植芝盛平先生がいた。  そして、現在のポンコツ高校の合気道部の部長もいた。  合気道部の部長は言った。     
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