184人が本棚に入れています
本棚に追加
/1159ページ
ブリジット、オリバー娘夫婦が来ると、急に私のベッドの周りはうるさくなった。
「お義父様!!
うちのダリアは可愛いのですよ。ちょっと目がつり上がり気味で赤髪に緑の目。これは悪役令嬢にむいているのではないでしょうか?
可愛いですよ。あのくらいの子がわがまま言うのは……
大きくなっても、きっと可愛いに違いありません!」
オリバーは楽しそうに末娘の話をした。
その横で、ブリジットは黙って微笑んでいる。
ダリアは大人しい子というイメージしかなかったのだが、むしろカルヴィンの子、アマンダの方がうるさかった気がする。
自我の目覚めで自分の道を進むことがわかったのか……
最初のコメントを投稿しよう!