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―――……
「へー、それで」
「でも、本当に驚きだよ~♪まさか橋本姉弟勢揃いだなんて!」
そうやって楽しそうに言うのは友美。
朗らかで気さくなので好かれ安く、友達も多い。
「そこまで喜ぶ事かよ」
「なんだよ~、連れないヤツだな!」
「煩い」
「まぁとにかく、これからもよろしくね!」
―――……
「なんだと!? もいっかい言ってみろ!」
「もー、二人とも喧嘩しない!!」
カラッ
私がサエと奈津美の喧嘩の仲裁をしていると、隣の窓が開いた。何故か一斉にそちらの方を向く。
「も~、朝から騒がしいやっちゃなぁ……」
「あっ、すみません……すぐに止めますので」
「えぇよえぇよ、気にせんといて~! 私、千恵って言うねん。そっちは?」
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