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俺の名前は伊月拓也(いつきたくや)18歳童貞だ。
いや、そんな事はどうでもいい
とにかく俺は今日いつもと違う目覚め方をした。
突然だが皆はいつもどうやって起きている?
目覚まし時計、人づて、まぁ色々あるだろう。
何が言いたいのかというと俺の今日の目覚まし要因は…
「ギュンギュンギュン」
そうこれだ。
いやいや[ チュンチュンチュン]なら分かるぞ?
かわいい小鳥の声だろ?
だが[ ギュンギュンギュン]だぜ?
意味わかんないよな
恐る恐る空をみてみる。
「ど、DRAGON…?」
これは夢か?
目をこすりながらもう一度みた。
「やっぱドラゴン、だよな?」
意味がわからない
何故ドラゴンが普通に空を飛んでいる。領空権どうした
いや違う、何故いる
だが、一番の問題はそんな事じゃなかった。
「あれ?ここって………………………どこだァァァァァァ!?」
「そういえばここ俺の家じゃないぞ!
つかベットデカ過ぎだろ!
彼女いない歴年齢の童貞である俺様に対する当てつけかぁぁぁ!?」
い、いかんいかん。
とりあえず落ち着こう。
まずは状況整理だ。
ここは俺の知らない場所
何故かドラゴンがいた
無駄にベットがでかい
それに今気付いたが床に魔法陣が描かれている
「まさか…異世界転生?」
あくまで推測だがな
それとドラゴンはギュンギュンと鳴くことがわかった
無駄にイケボだった気がする
ドラゴンのくせに
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