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もう届かない君へ
いらない いらない
君のいない世界
誰か見つけて
独りぼっちの僕
何もかもが嫌になって泣いていた僕
君は何も言わずに抱きしめてくれたね
その手を振り払っても
ずっと握りしめてくれてた
そんな君が・・・
「大好き」 「大丈夫」
優しい言葉
信じられずそっぽ向いた僕
それでも君は側にいてくれた
もう少しだけ
君に頼ってもいいですか?
君の優しさに溺れてた僕
君は何も言わず
僕の側から去っていった
あの手を握ろうとしても
もうどこにもなかった
こんなことって・・・
「もう嫌だ」 「なんで・・・」
流れる涙 消えた君
受け入れたくなくて俯いた
それでも君はもういない
もう少しだけ 君の側にいたかった
「ありがとう」って・・・伝えたかった・・・
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