書くこと

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夜行バスの中から、こんばんは。 眠れない水津です。 もう、自分のエブリスタでの文体を忘れています。 もはや、公開すらしていない短編と長編が山のよう。 久しぶりに顔を出して、昔の自分の作品を読みました。 イライラした、こん詰めた青年の文章だと思っていしまう自分が大人になったのか。 あるいは、腑抜けてしまったのか。 なあ、水津と呼びかけたくなります。 お前は今、仕事の文書を書くためにバスに乗っているんだよと。 でもね、この文章を遺書にはしたくないんです。 まだ、小説も書きたいんです。 そういう意味では、あの頃の私と、今の私は同一人物なのだと思います。 微睡の中で、いつも小説を描いている水津です。
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