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脳幹出血
妻が発見された場所は、私の職場近くでした。
私が駆けつけた時には、既に救急車が到着していた。妻は、救急隊員の声にも反応がなく
ただ寝ている。それが、妻を見た私の第一印象だった。状況を聞くと車で習い事に向かう途中、次男と三男が車に乗っていたら強い衝撃がきて驚いたら車が動かないしお母さんが返事しない!
ヤバいと感じた次男が習い事の先生に助けを呼びにいって、先生が駆けつけたが意識がなく周りの人にも助けを呼んで救急車を呼び私も呼ばれた。
私が駆けつけた時は、子供達の動揺が酷く、お母さんが、死んじゃう!と、二人とも泣いていた。幸いにも、車の事故に他人や一緒に乗っていた子供達にも怪我はなかった。携帯電話で、家にいる長男を電話で呼び寄せたが、救急車が来ていて何事なの?という顔で現れたが、まさか、自分の母親が倒れたとは想像できないでいた。
その後に、警察官も来て一応事故になるから
奥さんの意識が戻って落ち着いたら連絡下さい。
車の移動とかは、こっちでやっておきますから
まずは、お子さんたちと病院に向かって下さい。
この時点では、救急隊員も私達も誰もが貧血とかの軽い病気で小さい事故ぐらいにしか思ってませんでした。病院には、いつもの先生の替わりの先生で大きな町の大学病院の先生でした。
救急車で運ばれた妻は、直ぐに検査に回された。
直ぐに先生に呼ばれた。
奥さんは、大変危険な状態です。ここでは、処置できないので大きい病院に運びます!
病名は脳出血です。出血量も多い状態だった。
とりあえず、会社の同僚に迎えにきてもらい自分用の軽自動車を取りに行ってと子供達は自宅に連れていき、妻の親に連絡して子供達をみてもらうことにした。再度、私が病院に駆けつけて医者と話をして
最悪、移動中に亡くなることも覚悟をして下さい。といわれた。
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