0人が本棚に入れています
本棚に追加
相田「いや、そんなマニアックなネタ言われても……クッキーでいいんじゃない簡単だし」
俺「難しいからこそやるべきじゃないか?」
相田「な、なんだ……やけにマカロンを推すな」
春野「私は賛成だよマカロンおいしーし」
綾崎「私もクッキーは作ったことあるけどマカロンはまだね。今度やってみようと思ってたからちょうど良いわね」
相田以外はマカロン作りに賛成の模様。
しかし、その相田もお菓子作り自体はまんざらでもないらしく3人で言いくるめたところすぐに納得した。
春野「やったー明日はお菓子作りだ」
相田「待て待て、まだ箱抑えてないから本決まりじゃないよ」
そう言って相田が携帯を持って席を離れる。
このサークルの創設者である相田はこういう連絡とかの調整役を買って出てくれている。
こっちは楽な反面、相田に苦労を掛けているようで悪い気になる。
数分後、相田が帰ってくる。
相田「箱押さえたぞ。明日、18時30分からだ」
綾崎「そうと決まれば明日の準備ね素材は私が用意するわ。木村はレシピの入手をお願い」
わいわいがやがやと慌ただしく明日の準備が始まった。
綾崎と相田が筆頭に子細が決まっていき、後は明日を待つだけとなったところで解散した。
あれだけ楽しく会議をしたというのに帰るときは呆気がない。
最初のコメントを投稿しよう!