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明日やれそうなこと……ここ最近トランプばかりやっていたので良い案は浮かばない。
春野「ちょっと待って、考え中」
綾崎「私もいい案はまだないわね」
相田「木村はどうだ?」
そう問われて俺は頭に浮かんだものを言葉にした。
俺「みんなが良ければ焼肉とかどう?」
焼肉。それは数多たる人を魅了するパワーワードだ。
相田「焼…肉…」
相田はその言葉を聞いた瞬間、ゴクリと生唾を飲み込んだ。
そう、奴は想像したのだ……焼肉を。
春野「お肉お肉お肉……」
春野も相田と同じく焼肉を夢想した。
これは――堕ちたな。
綾崎「ごめんなさい、焼肉はちょっと……」
しかし、綾崎の一言によって焼肉は崩される。
綾崎「油っこいものは沢山入らないの……別のものなら良いわ」
綾崎も嫌だから断ったわけではなさそうなので焼肉は完全に諦めよう……しかし、活路はここにある。
俺はすぐさま思考を切り替えると次作を発表した。
俺「じゃあ、スイパラはどう?」
春野「スイパラ……ケーキッ!私は大賛成よ!」
綾崎「スイパラなら行けそうだわ」
案の定、女子面子には好評だ。やはりスイパラは女子にとっての天国なのだろうか。
相田「うーむ、スイパラかぁ」
相田はどうやらスイパラには乗り気ではないみたいだ。
相田「前一回行ったことあるんだけどあそこは戦場だぞ」
俺「戦場?」
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