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相田「そうだ、戦場だ。餓えたケモノたちが甘いものを奪ういあう正真正銘の戦場だよ……」
あまり思い出したくないのか顔を伏せる相田。
綾崎「そうね……あそこは戦場だわ。それこそ世間知らずの木村には厳しいわよ」
春野「スイーツは美味しいけど戦場なら仕方ないよ」
何故かみんなスイパラを拒否し始める。俺はスイパラへ行ったことがないため、戦場と言われてもピンとこない。
紆余曲折あって俺のスイパラという案は消え去った。
相田「木村は他に何かないの?」
相田にそう突かれて俺は他の案を探る。
何分、こういう経験が乏しいためいい案は浮かばない。
数十秒くらいたってもう一つ案を挙げた。
俺「じゃあ、作る方はどう?」
相田&綾崎&春野『作る方?』
俺の提案に3人とも疑問符を投げかける。
俺「前聞いたんだけどこの辺りでキッチンを借りられるらしい。そこでお菓子を作るってのはどう?」
相田「あまり聞かないが面白そうだな」
春野「へぇ~キッチン借りられるんだ~私は良いと思うよ。楽しそう」
綾崎「そうね、それなら私もできそう……でも、お菓子と言っても何のお菓子作るのクッキー?」
俺「いや、ありきたりなモノは面白くない『マカロン』を作ろう」
相田「マカロンって女子かよ」
俺「大丈夫、大丈夫。ネットの動画では男もマカロン作ってるよ」
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