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「…悪戯猫に、お返し」
それだけ言って抑えつけ、有無を言わさず吸いつく。そこは既に熱く蕩けるように開ききって潤んでいた。
「あっ、はぁんっ、駄目…っ」
「すごい、濡らしてる。…俺の舐めてるだけで。もうこんなになっちゃってたんだ…」
お互い、舌や唇を遣いながらだから微妙に台詞も不明瞭。そこを舐められ、刺激されるたびにぞくぞくと高まり、興奮して更に相手のそこを強く吸う。いつしか二人とも夢中で我を忘れて喘ぎ、身悶えして…。
「あっ、やん、いやぁ、そこ吸っちゃ、だめぇ…っ。はぁん、たけち、これだけで…、あたし、いくぅ…」
「まだ駄目。我慢して、火宮」
しどけなく脚を大きく広げ、俺にそこをされるがままに任せながら蕩けた声を出して身を捩る。俺はきっぱり言い渡し、彼女の口から自分の張り切ってぎりぎりに昂ぶったものを外した。
「やっぱり、お互い一番気持ちいいとこでしよう。…俺のこれ、大好きなんだ。火宮のここが…」
ベッドサイドに置かれた箱からパッケージを取り出して装着するのもあっという間に手慣れてしまった。今ではほとんど流れを妨げずにスムーズに済ませることができる。性欲の推進力ってすごい。
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