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あくまでも手作りのプロセスにこだわる地球の神様は、恐竜再生に200年以上の時間をかけた。創造には計算された美しいストーリーが絶対的に必要だったからだ。
まだまだ神様の頭の中には、カンブリア期にも劣らぬ程の、多種多様で魅力的な生物のアイデアがいっぱい詰まっていた。それらは常に今か今かと出番を待っている。
他の神々も同じ様に、まるでジオラマのデザインをチョイチョイっと変えるような、気まぐれな遊びを何十億年も繰り返していた。
こうやって子孫繁栄に死闘を繰り広げている生物を尻目に、神々のスクラップアンドビルド的な遊びは飽きる事なく続き、神々の永遠とも云える時間はゆっくりと流れていくのだった…。（了）
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