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『ごめんね…アオ』
「いいよ全然、色々考えちゃうと思うけど、今は焦らず病気を治す事に専念しよう」
『うん…』
「リンは絶対にいい保育士さんになるね!ピアノも上手だし、歌も上手いし!。知ってる?男の子の初恋の相手って保育園とか幼稚園の先生が多いんだよ?」
『アオは?』
彼女はくすくすと笑ってくれた
「アオも幼稚園の先生が初恋です。あつこ先生好きだったなぁ~」
『やっぱりアオと話すとほっとする。泣いてばかりでごめんね』
今まで、弱音を吐かなかった彼女を僕は凄く、凄く心配だった
『頼ってばっかりでダメだね…』
「良いんだよ…気にしないの!!」
彼女の言葉の雰囲気は何か決心した様だった
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