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「1人くらいさ、居てもいんじゃないかな?家族や友達に言えない悩みを話せる相手が居ても」
『私の中でアオは、今ではお父さんよりも信頼出来る1番の人だよ。今凄くアオに会いたい!会ってぎゅ~ってしたい』
思わず、頬が緩む
彼女の言葉の雰囲気はいつの間にか明るくなっていた
「他に秘密は無い?」
『ん~~と、実はこの前の、喘息を拗らせて2日間入院した日があったでしょ?あれね本当は白血病の検査入院だったの』
「大学の合格発表のあの後だったから~2月の終わりだったかな?」
『うん…あまり数値が良くなくて、今度は精密検査を受けるかも…』
「アオとこんな時間まで、電話してる場合じゃ無いじゃん!早く寝て体を休めなさい!」
ベッドから左手を伸ばし、ひっくり返ったスマホを表にすると、パッと一気に明るくなり時刻を表示する
時刻は午前1時3分
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