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話すことのない日々
ただのクラスメイト
幼馴染。
知り合い。
他人。
彼は、他人となった。
朝会っても、挨拶もなくて
ときどき切なくて、苦しい。
心が、叫んでいる。
私が牧野さんみたいに気持ちを伝えたらこんな気持ちにならないのか。
今さらそんなこと出来ない。もう話せない。
私は、本当に翔悟のことを好きだったのだろうか。
好きだった。大好きだった、昔から。
思い出を、忘れることは出来るのだろうか。
出来ない。そんなことしたくないよ。でも、いつかは出来る。
告白しないで、サヨウナラ
そんな恋の終わりが、一番切ないのかもしれない。
こんなことならいっそ
最初から君のことなんか好きにならなきゃよかったのに。
Fin
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