1

1/7
前へ
/7ページ
次へ

1

「ーーあれ、もしかして香坂が俺のペア?」 二人三脚の集合場所に行くと、 準備体操をしていた白石先輩が顔を上げた。 「先輩、これ出るんですか?」 「あれ、言わなかったっけ?」 「え、じゃあ、わたしのペアって白石先輩?」 「俺が聞いてるんだけど。」 先輩は、よろしくと言ってくしゃっと笑ってくれた。
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加