甘い時間

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「ちょっとぉ……」 俺のの胸をぐいっと押してなんとか距離をとったようだけど、 すでに腰砕けでぐにゃぐにゃじゃん。 「結花、少し痩せた? 飯ちゃんと食わないとダメだぞ」 結花はぷっと頬を膨らませてと拗ねる。 「帰るなり子供扱い?」 「まさか?愛でているだけ。 子供にこんなことしたら犯罪でしょ?」 そういいながら首筋にツと唇を這わせる。 「あ…ん」 結花の吐息がこぼしながら、 止まらなくなりそうな俺の行為を制止する。 「ね、やっぱ飯食べてからにしよう、  折角作ったんだから」 「そうだな。時間はたっぷりあるしな」 俺がニヤリと笑うと、 彼女は顔を赤らめながら、 「もう」 とキッチンに向かう。 結花ってこういう反応したんだっけ? まあ久しぶりで、 対応がぎこちないのはお互い様か。
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