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産婦人科の待合。 エレベーターの扉が開き、小さな小さな新生児を抱いた母親が降りてくる。大きな荷物を持った夫が後に続く。 「どうも、お世話になりました。」 受付や看護師たちに挨拶をしながら出口へ向かって歩いて行く。 「山崎さん、山崎裕子さん。内診へどうぞ。」 名前を呼ばれた。 山崎裕子は立ち上がり、診察室へと向かって行った。 ぷりてぃーりとるべいびぃず ーおわりー
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