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全員にフェラをし終わると,それぞれが香織の身体を洋服の上から触ったり,スカートのなかに手を入れて直接肌に触った。その間,香織は抵抗することなく黙って男達に好きにさせ,時々俺を見ては不安そうな顔をした。
一時間ほどそうやって過ごすと,熱をおびた男達が我慢しているのがよくわかり,すぐにでも香織を抱きたいといった空気が部屋を充満した。
「じゃあ,ホテルに移動しますか」
そういうとバクが素早く立ち上がり,伝票をもって最初に部屋を出た。
「じゃあ,会計は僕がしてきます。それからホテルですが,僕が事前にユウさんに連絡して格安サイトで予約してあります。行きましょう」
バクの慣れ過ぎた対応に少し戸惑ったが,手際がよいので何もせずに済んで楽だった。足下のおぼつかない香織が俺の腕に手を回し,エレベーターに乗ってロビーへと向かった。
ホテルはカラオケボックスから歩いて10分ほどのところにあり,俺と香織を囲むようにして全員が談笑しながらのんびりと歩いた。
途中でコンビニに寄ると,ケンとリュウが驚くほどの水とジュース,そしてアルコールを購入した。
「それにしてもアイさんてスタイルいいですよね。モデルさんみたいです」
リュウがそういうと,ケンもバクも負けじと香織の容姿を褒めはじめた。しかし誰も香織の肌については触れず,芸能人の誰に似てるだの,スタイルがよいだのと当たり障りのないことばかりで褒める言葉に下心と悪意を感じた。
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