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文面上の言葉なんて退屈でしかない。
昨夜の雨を思い出してごらんよ、ほら、何も言えないだろう?確かなのは、胸に穴が開くほどの致死量の愛。
死んでしまった君に見せたかった事なんて、むしろ願い下げだと君は言っただろう。あくまでも思考は心臓なんだ。形があるのは生きてる証。だって死んだら勝手に灰になるんだぜ?
陽が傾く時間まで、あとどのくらいだろうか?月は今か今かと出番を待っていると言うのに、風は右足を蹴り上げるんだ。もう言葉を覚えよとうるさく言ってくる。そんなもの、全て丸めて捨ててしまえ。
さて、ダラダラと繋いできた言葉も、もう終わりにしよう。心ごと持っていかれないように、せいぜい人生を少しでも楽しむが良い。がらくたを並べるも良し。
私は疲れたから、先に寝ているからね。
おやすみ。
愚か者。
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