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「さぁ~て!子分も手に入ったし 縄張りも手に入れたし幸先のいいスタートニャン!」
「お客さんの皆さん ミー達雷刀忍狐・桜牙はど~でしたかニャン?」
「いいぞ~!」「最高!!」「オ・ウ・ガ! オ・ウ・ガ!オ・ウ・ガ!」
割れんばかりの桜牙コール!
「いやぁ いいですニャン いいですニャン!強くて華麗でカッコイイ ミー達に相応しい船出となったニャン!レイはどうニャン?」
「こんな試合ほんの小手調べだ まだまだうちらは全力じゃないしまだまだ強くなる!」
「さ~すがレイはカッコイイ事言うニャン!確かにそう!ミー達はそんじょそこらの奴らには負けないニャン!これからドンドン人組荒らし回ってやっから みんなミー達の活躍を見逃すニャよ!!」
「じゃあ リーダー 最後締めてニャン!」
ここであえてキリコにマイクを渡すレオポン。
キリコがマイクを不得意なのは良く知っているがこれからはそれでは通じない。
それを自覚するキリコ 少しも躊躇すること無くマイクを受け取り客席を見渡す。
「あたし達は相手がどこの誰であっても どんなに大きいユニットでも 決して引かない!皆さんの声援がある限り立ち上がり必ず勝ってみせる!!」
「だから皆さん全力で応援して下さい!そうすれば必ず最高のプロレスを見せることここに約束します!!!!」
「それじゃみんなご唱和下さい!!最強で最高のユニット!!その名は!ライトニング~~~!!!!」
((((オウガーーーー!!!!!!))))
キリコのシンプルで 熱い決意表明に大きな大きなコールで答えた観客達。
もしかしてコイツらなら 今のスペ女を変える事件を見せてくれる。そんな期待感に胸を踊らせる!
目の前には無限に広がるプロレス界 立ち塞がるは強大な五大軍 そして...もう1つキリコ達に待ち受けるライバル達がいる。
「以上です...お待ちしておりますよ...」
とある惑星のとある控え室 試合を終えた3人のレスラーにスペ女本部から招集命令が下る。
「いよいよですわね...」「あぁ...」「楽しみだねぇ!!」
不敵に笑う3人 静かに 確実に牙を研ぎ澄ました獣達がキリコ達 そればかりか上に君臨する5つの軍すらも喰らうべく動き出す。
雷刀忍狐・桜牙 その道の先に待ち受けるのはどんな強敵か!!
キリコの戦いはまだ始まったばかりである!!!
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